2008年11月12日
児童ポルノでさらに1人逮捕=25万件のアクセス−埼玉県警
ファイル交換ソフト「eMule(イーミュール)」を使った児童ポルノ事件で、埼玉県警は12日、児童買春・ポルノ処罰法違反(提供目的所持)の疑いで、新たに東京都昭島市松原町、会社員菊池清彦容疑者(36)を逮捕した。容疑を認めているという。
菊池容疑者のソフトの「共有フォルダー」には、昨年12月から先月中旬までに約25万件のアクセスがあったという。
[時事通信社]
インターネットのファイル交換ソフト「eMule(イーミュール)」を悪用した児童ポルノ拡散事件で、埼玉県警が押収したわいせつ動画ファイルに、1週間で最大24万件の接続があったことがわかった。
県警は児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)容疑で新たに東京都昭島市の男(36)から事情を聞いており、容疑が固まり次第、逮捕する方針。逮捕者は3人になる。
県警は、ネット上でeMuleを使って接続できるデータファイルの中身と接続状況を監視。複数の日本人eMule利用者が、児童ポルノの動画ファイルをパソコンなどに保存し、ネットで接続可能な状態にしていることを確認した。県警は、これらの動画ファイルを押収し、一部の通信履歴を調べたところ、海外などから1週間で1本当たり9万〜24万件の接続があり、動画が世界中に拡散している実態がわかった。
捜査関係者によると、県警は、同容疑で逮捕した和歌山市、団体職員植田一石(27)、広島県三次市、会社員宍戸満(37)の両容疑者のパソコンなどからは2000本以上のわいせつ動画を押収。いずれも自ら撮影したのではなく、出回っている動画をネットで集めて保存していたとみられる。
動画に映っていた被害者はほとんどが日本人で、小学生から高校生ぐらいとみられる。中には、数年前に摘発された児童買春グループが撮影したものや、具体的な小学校や登場する女児の名前がタイトルに使われていたものもあった。
2人は複数のファイル交換ソフトを使っていたが、「eMuleが最もレア(珍しい)なファイルを手に入れやすかった」と供述している。
74か国連携でネット児童ポルノ摘発、埼玉県警が2人逮捕
11月12日3時15分配信 読売新聞
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インターネットのファイル交換ソフト「eMule(イーミュール)」で、児童ポルノの動画を海外のユーザーらに提供する目的で所持していたとして、埼玉県警が男2人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)容疑で逮捕したことがわかった。 世界中で広く利用されている交換ソフトによる児童ポルノの摘発は、国内では初めて。 ネット上の児童ポルノを巡っては、日本を含む世界74か国が連携して根絶に向けて動き始めており、今回の摘発もその一環。県警は、ほかにも関東地方の男数人の自宅などを同容疑で捜索し、押収したパソコンのデータの解析を進めている。 捜査関係者によると、逮捕されたのは和歌山市関戸、団体職員植田一石(27)、広島県三次市下志和地町、会社員宍戸満(37)の両容疑者。 2人は今年9〜10月、10歳前後の女児が映った児童ポルノ動画を、世界中の不特定多数のユーザーに提供する目的でeMuleの「共有フォルダー」に保存した疑い。 調べに対し2人は、「動画が海外のユーザーの手に渡ることや、違法だという認識はあった。動画はネットを通じて手に入れた」と供述しており、県警で入手先を追及している。 県警によると、ファイル交換ソフトを利用した児童ポルノの摘発は、提供先が海外に及ぶうえ、他国の捜査当局と連携が取りにくいことから立件が難しい。 今回は、海外の捜査機関から「eMuleを介して、日本から児童ポルノが世界中に流出している」との情報を得て捜査を開始。児童ポルノの動画をeMuleに送信していたユーザーを突き止め、自宅などを捜索した。 海外から、日本は規制が緩く、児童ポルノの流出源になっていると指摘されていることもあり、捜査当局は、今月25〜28日にブラジルで開かれる第3回「児童の性的搾取に反対する世界会議」で、国内での児童ポルノ摘発への取り組みについて報告する。 |
最終更新:11月12日3時15分




